神様がいるのかわからないけど
ねぇ、耳を傾けて よく聞いて・・・
もがき苦しみ息絶えていく人々の呻き声を
悲痛なほどに透き通った刹那の音楽(メロディ)を
貴方の耳に届いているはずでしょう・・・その情報(ノイズ)
神様がいるのかわからないけど
ねぇ、目を凝らしてじーっとみて・・・
血で赫く染まった狂った世界(まち)が
背中をまるめてただ歩いていく虚ろな瞳の人々が
貴方の瞳にも広がっているでしょう・・・その無色の景色
神様がいるのかわからない
だけど・・・だけど・・・
ちゃんと感じて
その手の温度
沁みてくるでしょ?闇にまぎれた迷子の哀しみ
ちゃんと見つめて
背中の爪痕
傷口をなぞらぬよう、そっと包帯を巻いてあげて
ちゃんと信じて
目の前にいるその人を
震える心をしっかり抱きしめて
貴方しか出来ないのだから
わたしは無力な人間なの
ただ 泣くことしか出来ず
ただ 祈りを捧げることしか出来ず
ただ 哀のメロディを口ずさんで哀しみを安らかな眠りに寝付かせることしかできない
ただの ちっぽけな弱い、弱い愚かな人間
解かっています。でも、でも・・・
どうして わたしはこんなに弱いんだろう
君の心が裂けていくのをただ見守るしかできないの
その切れ端さえも拾ってあげられないの
どうして
どうして・・・わたしは・・・
ただ
ただ 泣くことしか出来ないのですか
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神様もまた、無力なのだろうか。
それとも...。