明日は…


明日なんか見えない
明日なんか来ない

君が呟いた世界なんか無いよ
君が信じた奇跡なんて存在しないよ
君の優しさなんてすぐ黒く塗りつぶされてしまうよ
輝いていた未来もすぐに光を失うだろう
繋いだその手も温度を失くし
やがて冷たくなるだろう
薄紅色に頬を染めて笑った君の笑顔も白く凍てつくのだろう
歩んでいたその足も沼に足をとられ姿を消すのでしょう

だから
明日なんか無い
周りは闇に包まれるだけで、膝を抱え、何時まで過ごせばいいのだろう
君という存在も無いのかもしれない
儚い夢幻だったのかもしれない
この胸に君の思い出が色褪せること無く、残り続けていても
そして僕は目を閉じる
無力で何も出来ずに過ぎていく時を見届けながら
不愉快に一秒一秒時を刻みながら、進む時計に耳を澄ませながら
今夜も眠れない夜を過ごす

・・・明日なんか来ない



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跫音が嫌いな言葉は、「明日は明日の風が吹く」です。
だって、人任せじゃないですか。
そういうの、嫌いなんです。