アナタとワタシ


「猫のようだ」
私を見た貴女が言った。

「そっちこそ。猫みたいだよ」
「そうか?」
「そうだよ」
だって、貴女も、ヒトリ、好きでしょう?

「お前は、犬にも似ている」
「そうかなぁ?」
オレニツイテクルオマエハイヌミタイダ。

「違うよ。猫は、猫。
犬じゃない。
ついていくのは、貴女が貴女、だから」
「変なことを言うヤツだな、お前は」
「そうかな?私は貴女が好きだから。
変じゃないけど」
「恋人か?」
違うってば。貴女はオンナでしょう?
どんなに男っぽくってもオンナ、でしょう?
オトコには、なれないでしょう?

「なら、なんなんだ。」
「ちょっと、人恋しくなった黒豹、ってトコかな?
私も、貴女も」
ちょっと寂しくなったモノ同士、寄り添ってみる。
貴女は、凭れてくれないけど。

「...そうか。
なら、人恋しく無くなったら俺達はどうなるんだ?」
「さあね。
このままではいられないんじゃない?」
ハナレテイクノカ、キズツケアウノカ、ソレハマダワカラナイ。

「違う形で、また、作っていけばいいよ。そうなったら。
私と、貴女、だから。きっと、なんにでもなれる」
「変なヤツだよ、ホントに」
ククッと笑う。
珍しいかも。ちょっと得した気分。


こわしていいよ あなたなら
ころしていいよ あなたなら
すきでもいいよ あなたなら

いつでも ふたりは ふたりだから

はなれないよ あなたから
はなさないよ あなたを
はなれないでよ あなたは

ずっと ふたりで いようよ

ホカノダレカをみつけたら 

カワッテシマウノカモシレナイケド


_________________________________________

実際にあった会話なんですけど。(一応
なんなんですか、一体。
貴女って、...ふたりとも女ですか。
なんか、放課後の学校みたいですねぇ。
跫音の脳が自分でも覗いてみたいと思います。