寓話


老婆はこうささやきます。
「剣と己で籠を編み、飛べない鳥を囲いなさい」

老婆はこうささやきます。
「白い羽を引き裂いて、鳥の自由を奪っておしまい」
「籠を編んだら、深い森で暮らしなさい」

「二人でそっと消えておしまい」
「「そうすれば、彼は貴方を忘れはしない」」









月の祈りの乾く夜に 二人の老婆は両手を広げて言いました。

「さあ、寓話は守られた」