むかしの唄


あふれてくるから
足をとめて


心を溶かす旋律に
白く這う声を見た
耐えきれないほど
甘くひかり
震えた唇に
息をしていたことを
思い出した


心の網目から
気まぐれに叫ぶ記憶を
押しとどめて


誰の手にも掴めない
そう知っているから


まだ
覚えていられるんだよ